お車について
数か月前よりお申し込みされ、納車前に搬送車でディーラーさんへ引取、施工後、ディーラー様へお返しさせて頂きました。ご対応くださいました札幌トヨタ自動車 琴似支店様へはこの場を借りて御礼申し上げます。
お客様におかれましては2台目のコーティング施工ご依頼誠にありがとうございましたm(__)m
お車は特に悪い部分は無いのですが、ルーフのブラック部分に洗浄では取れない汚れがありましたので除去を行い、屋外駐車と洗車頻度を考慮しまして完全2層式ガラスコーティンSPGコート 低撥水タイプをお勧めさせて頂きました。
〇下地処理各コース
https://wp.me/p9JpDT-g1T
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動画では研磨を行う際に必要な光源の為、赤が強めで撮影されてますが、これは塗装面をしっかりと見るため色温度を可変しているからです。 照明は様々な色温度が必要であり、すべて白色の照明の場合は撮影はキレイに写りますが研磨のレベルは低いと判断できます(ホワイトの洪水 霧の中のハイビームと同じ意味で塗装面の部債な凹凸が見えない)。 求めるものが研磨なのか写真の写り具合なのかですのでコーティング施工を希望される場合は色の温度を見てみると良いでしょう。
施工内容
下地処理
研磨:新車用研磨 LEVEL0
ディテール洗浄:スタンダード(無料)
コーティング
SPG Coat Type-T(B1T1 完全2層式ガラスコーティング、低撥水・艶・対すり傷・防汚・耐薬品性)
ウィンドウ撥水コーティング:PGS-33 フロントガラス
【非常に大切】コーティング施工の順番について
オプション施工際にはどの順番で作業をされるのかが非常に大事!
時間効率が悪くてもウィンドウ撥水コーティングやアルミホイールコーティングの下地処理はコーティング前、フィニッシュ(撥水剤やコーティング)はボディーのコーティング後です
【コーティング施工時の順番について】 窓ガラス撥水処理や樹脂パーツ、アルミホイールコーティングを先に行ってはNG!
【コーティング施工時の順番について】 窓ガラス撥水処理や樹脂パーツ、アルミホイールコーティングを先に行っうのはNG!
何故なのか?
外装の研磨を行い、最終的に脱脂洗浄を行いますが、窓ガラスやアルミホイールコーティングを完了してると脱脂剤により撥水効果を弱らせるからです。また、そもそも脱脂力の弱いカーシャンプーを使った場合は上記の問題点は若干ですが改善はされますが、塗装面の脱脂処理は不完全と言う事になります。
効率で考えるか、定着で考えるか?少なくともカービューティープロでは定着で考えてほしい。後輩諸君、よく考えてね♪
※相も変わらずウンチクだらけになりますが、とても大切な事ですので是非ご覧下さいm(__)m
多層式コーティングについて
多層コーティングは様々な物がありますが、ベースにガラスコーティング、トップのポリマーコーティングやレジンを追加したタイプもあります。
それぞれ考え方があるとは思いますが、トップコート(ポリマーやレジン)をガラスコーティングと錯誤させられる場合もありますので、コーティング施工依頼の際はコーティングをしっかり確認した方が良いと思います。
トップコートにつて
コーティングのトップコート及び多層式コーティングについて
WAXについて
コーティング車両にWAXを掛けてもいいの?
セラミックプロ9H施工店が使えるディティーリングライト
様々な多層式コーティングがセラミックプロ9H登場以来増えてまいりましたが、その多層式、専用の照明で点検されているでしょうか?
専用の照明はスポットライトなどの塗装面の凹凸を確認するものでも蛍光灯でもありません。
「照明について」内の記事にもありますが、専用ディテイリングライトをお持ちでないと2層目以上(特に撥水性)からムラが非常に多い状況が目に余ります。
記事より抜粋
こちらが仕上げを左右します。単なるLEDなどではありません。
濃色車で異常なほどムラが多く(日中はわかりません)、明るいだけの照明では仕上げることが困難かと思います。
※一般コーティング店(フランチャイズや個人店)はこの照明を導入できません。
施工時は画像の様に1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。
画像の様にカーボンヒーターによる熱入れは気温の低い北海道では当たり前の作業工程と考えます。各コーティングメーカーは採用されやすいように熱入れ不要、冬型等、作業を簡素にしたタイプのコーティング資材を開発されてはおりますが、それはとても良い事ではありますが、私どもカーディテイリング業に携わる者は、メーカーの売り言葉をそのまま行う事はありえません。メーカーが不要とは言っても、しっかりと温度管理を行い熱入れする事が様々な検証から必須と考えます。
施工時は画像の様に1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。
温度管理の為の間仕切り、また他の車両からのコンパウンド等の飛沫を避ける事は必須です。
クォリティーの高いコーティング施工には1台ずつの間仕切りが必要
下地処理
洗浄
コーティングの施工温度について
【注意】コーティング施工時は作業ブース内温度は16度以上、またはパネル温度は24度前後を保つことは北海道で必須です。
パネル温度を上げるためと汚れを落とすための温水洗浄は北海道では必須です。
【施工環境】札幌でのコーティング施工は温水の洗浄が常識 ガラスコーティングは気温16度以下では加水分解、脱水縮合(固まりません)が出来ません。 冬季間、冷え切ったボディーを冷水で洗車するという事は、更に塗装面を冷やすことになります。また花粉の除去に必須項目です。
非常に残念ですが、温水を使って洗車をする事があり得ないと言われる方が居ます。
温水のメリットは汚れを落としやすくすること。
花粉を取る事です。
台所で食器洗浄は水で洗いますか?
フライやてんぷらなどの揚げ物は洗いやすいですか?
お風呂の洗浄は水で濯ぎますか?
コーティングは寒くても施工できますが、寒いと作業が容易になります。拭き取りやすいからですね。
でも、拭き取りやすいと言う事は、残留成分が残らない、残りにくい。または定着しにくいとは考えられないのでしょう。
目的は汚れを落としやすくして、コーティング施工の適正温度にする事です。
その花粉を取るための温水洗浄・カーボンヒーターによる熱入れはコーティング施工には必須です。
パネル温度の確認は品質の安定を求めた場合は必然の行為です。
また数年前より札幌市でも花粉の固着しているお車を良く目にするようになりました。
その花粉を取るための温水洗浄・カーボンヒーターによる熱入れはコーティング施工には必須です。
この様な作業手順を否定される方が居ますが花粉を理解されていないのでしょう。
数年前より札幌市でも花粉の固着しているお車を良く目にするようになりました。
その花粉を取るための温水洗浄・カーボンヒーターによる熱入れはコーティング施工には必須です。
パネル温度の確認は品質の安定を求めた場合は必然の行為です。
また数年前より札幌市でも花粉の固着しているお車を良く目にするようになりました。
洗うのは誰でも行えます。冷たい水でも洗えます。何を目的にしているのか?その一歩先を考えなければなりません。文章はしっかり読む事を心がけましょう。また、行わない理由を考えるのは簡単です。しかし行う事を考えるのは面倒なのですよ。
当店の温水洗車を「ありえない」とか、「お湯は必要ない」と言われている業者様もいらっしゃいますが、北海道では数年前より花粉の浸潤が目立ってきます。これに対して無知と言う事になりますね。今後の手のひら返しが楽しみです(笑)
以外とお客様は覚えておりますよ(笑) ←ここ大事です。
考え方は洗車好きとPROの違いです。
この事からカービューティープロ札幌ドーム前の人材募集は経験者にとってハードルが高い理由です。
フランチャイズコーティング施工店経験者及び車好きと洗車好きはお断りしてますが、エアコンクリーニングとかリペア系は大歓迎です。つまり浅はかな知識よりは、直すことをお仕事として来た方が技術が上がるからです。
行わないことを(省略する事)を考えるのではなく、行う事を考えると全てに意味があるのです。
洗浄について
【技術 】お車の洗浄について お車を洗う際には様々な方法がありますが、カービューティープロ札幌ドーム前ではデリケートな塗装面へのアプローチを次のように考えます。
クレンジング剤は一般コーティング店では手に入らない特殊品です。
塗装面を傷めず、早く表面についた汚れを溶かす作用がありますので、作業時間は一般コーティング店の3分の1で終わります。これは研磨を最低限で終わらせるための工夫となります。
クレンジング洗浄を行い、洗浄で取れる汚れは洗浄で落とすことで過研磨を抑える事が出来ます。※磨きバカほど何でも磨いてしまい微細な塗装面を攻撃する事になりますので、段階は必要と考えます。
技術は日進月歩、最高と思い、時間が掛かっていた事も過去の遺物と化します。
時間が短くて済むと車の稼働時間が増える
何よりも工賃が少なくて済みます。
これがノウハウなのです。
クルマの情報サイト、カーウォッチに取材していただきました。
クルマの情報サイト、カーウォッチに取材していただきました。
関連記事
ご利用する方を困惑させてしまう考え方
【コーティングで車はきれいになるの?】
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施工温度についてはコーティング施工では最低条件ですが、施工後の不安定な状態を解消するためと、コーティングの被膜強度を上げるためカーボンヒーターによる焼付処理は必須であるとカービューティープロ札幌ドーム前では考えます。
照明について
【注意喚起】研磨を行う際は、だれが見ても判るように特殊照明は必須です。
特殊照明を点灯するとこの様に取れていない汚れがくっきり見えます。なので蛍光灯のみで磨くという行為は研磨では恐ろしい行為なのです
【施工環境】コーティング施工にとても大切な特殊照明について
ランダムな照明は色温度、照射角全てに意味があります。
特殊照明と称し、蛍光灯、スポットライトの組み合わせで、全て白色の場合はホワイトの洪水になり写真はキレイに撮れますが塗装面の凹凸は見にくいので研磨作業には向きません。
塗装面を平滑化する事でコーティングに頼らない真の光沢を演出する事が出来ます。
コーティング及び研磨は実績が十分なお店へご相談下さい。
技術というものは丁寧な作業を沢山やればやるほど身につくものです。
時間が掛かる事=状態の見極めが出来ない事が多い業界です。
ひとつの目安 月間10台以下では中々身に付きません。その場合の実績は10年は必要です。
後輩諸君
高精度LEDスポットライトをつい買ってしまいそうですが、磨きを目的としているカービューティープロの目標値には遠いので、本部で扱っているLED以外の資材選択の際は無駄な購入とならないようにしてくださいね。
ちなみに、研磨レベルを上げて新車はそれ以上の輝きを付与する事も出来ますので、コーティング施工を希望される場合はお客様の意思をしっかりと教えてください。最適なご案内をさせて頂きます。
よい状態のお車に研磨が必要なの?と相談されるケースがありますので、良かったらこちらもご覧下さいね。
コーティング
「SPGコート(完全2層式ガラスコーティング・艶・対すり傷・防汚・耐薬品性)」高濃度のガラス成分、膜厚感のある重厚な安心の被膜
https://pro-sapporo.com/blog/?p=31772
ベースコートは耐薬品性に優れ、塗装の分子のすき間に作用し強固に化学結合します。
トップコートには対擦り傷性に優れ光沢を演出する弾力性ガラス被膜。異なる効果を持つ完全2層式皮膜を強力に結合させることによってお車をがっちりガードします。
お好みに合わせ撥水タイプと低撥水タイプがご選択できます。
2層式でも種類があるの?
好評の完全2層式ガラスコーティング「SPGコート」の場合は、ベースコート、TOPコート何れもガラスコーティングになりますので完全2層式ガラスコーティングとしておりますが、良くある多層コーティングの場合は単なるコーティングの保護のためのトップコート、トップコートの保護のための更なるオーバーコートと重ね塗りではありますが多層ではありません。
この手法は一般コーティング店の多層コーティング(2~3層)で用いられる手法です。 単純な2層なのか完全2層式なのか、非常に大切な部分です。
硬化するか硬化しないか?見分け方は容器です。
コーティングのトップコート及び多層式コーティングについて
一般的なコーティングのイメージ
ポリマー
ガラス
塗装面
または
WAX
ガラス
塗装面
有機質
無機質
塗装面
この様なイメージでしょうか。
コーティング被膜を守る為のトップコート(固まらない)、この場合はシミやウォータースポット、スケールが多くベースコートもしくは施工方法が北海道の気候(気温、湿度)に合ってない場合が多いので弱点を防ぐとも判断できます。そもそも無機質のガラスコーティングを保護するためのWAX等の有機質と言う発想であれば、その状態が良いのであればガラスコーティング(無機質)は必要ありません。ガラスコーティングにも長所と短所がありますが、短所のために本来の目的(有機質汚れを抑える)に矛盾が生じます。
セラミックプロ9H(4層)の場合
トップコート(撥水の場合 セラミックプロライト(ガラスコーティング))
セラミックプロ
セラミックプロ
セラミックプロ
セラミックプロ
塗装面
SPGコート(完全2層式ガラスコーティング)の場合
トップガラスコーティング(柔軟性 光沢を付与、 機能(撥水・低撥水)を決定)
ベースガラスコーティング(硬質 光沢を付与 塗装面に対するアンカー的役割)
塗装面
完全2層式たる所以です。
〇SPGコートの種類
EX(完全4層式ガラスコーティングの表記)
S (完全3層式ガラスコーティングの表記)
スタンダード(完全2層式ガラスコーティング 表記無し)
お好みに合わせ撥水タイプと低撥水タイプ、親水タイプがご選択できます。
タイプH(強撥水性)
タイプT(低撥水性)
親水タイプ(名称検討中)
表記例
完全4層式ガラスコーティング 撥水タイプ
SPGコートEX Type-H(B3H1)ベース3層 トップ撥水1層と言う意味です。
——————————
SPGコート施工例
コーティング剤は塗ればよいというものではありません。
適正な量を塗布させ、余剰成分を拭きとるので均等かつ平滑的に塗布が必須です。よくある「たっぷりと塗布」と言う表現は、そのとおり行うとムラになりますし余計な時間が掛かります。余計な時間はヘアラインスクラッチの原因にもなり得ます。(ポリシラザンは除く)何事も適量が最適です。
理想的な施工状況
このような画像で塗筋が乱雑に見える場合は、いわゆる塗ればよい的な感覚!均一さに欠けますので特殊光源で一目瞭然!あまり芳しくはありません。
【コーティング施工時の注意点】素手で作業を行っていないか?
コーティングには油分が大敵です!せっかく脱脂を行ったのに素手では本末転倒です。
【コーティング施工時の注意点】素手で作業を行っていないか?
※画像はイメージです。
セラミックプロ9Hの偽物に注意
札幌では最近「羊頭を懸けて狗肉を売る如く」セラミックプロ9Hの偽物の発生が確認されております。インターネットで誰でも買えるコーティング剤やソフト99のG-ZOXに紛らわしい名称を付け、また偽物の公的試験データ(盗用)を公表しているため非常に悪質です。コーティングは信頼性のあるものを依頼しましょう。
【偽りのコーティング剤について】
【コーティング剤について】オリジナルと称してアマゾン等の通信販売で一般向けに販売されているコーティング剤を業務用と偽り施工されているケースが見受けられます。コーティング名称は必ず検索で調べる事をお勧めします。
オリジナルと称してアマゾン等の通信販売で一般向けに販売されているコーティング剤を業務用と偽り施工されているケースが見受けられます。コーティング名称は必ず検索で調べる事をお勧めします。
当店のポリシーとしまして、出所がハッキリしているコーティングしか使用しません。これは、食品であれば産地や消費期限など当然の事ですがコーティングは明確な基準が無いためです。
オリジナルコーティング・自社認定・マイスター・この様な文言はよく見ると気が付かれると思いますが、自分で言っているだけです。つまり第3者による認定も無ければ技術及び液剤の裏付けけもありません。
寒い場所でのコーティングはご法度です。
またコーティングを行う塗装面も温度を高める必要があります。
施工スペースの温度は何でも上げればよいと言うものではありません。
湿度も重要なファクターです。
工場でよく見かけるジェットヒーターは温度と言う観点では良いのですが、燃焼時に湿度を上げてしまいます。これがガラスコーティングには大敵で、湿度の多い環境でコーティング施行する事により初期硬化時に不安定になり、数週間でコーティング表面にシミではなく、スケール(白い汚れ)が固着してしまい短期間でのメンテナンスが必須になりますので施工環境には注意しましょう。
厳冬期におけるジェットヒーター使用について
しかしこの温度では乾燥はするもののコーティングの硬化と言う点では物足りなく、また低温加熱は初期の雨ジミの原因になりますので焼付処理が必要です。
【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理
詳しくは当店のこだわりもご覧ください。
施工にあたり環境が大事です。
店舗前および作業場の床が土及び砂利、シャッター開けっ放し、屋外での作業は論外です。
下記の様な場所はコーティング、クリーニング施工には不向きです。
詳しくは当店のこだわりもご覧ください
施工環境について
コーティング・クリーニング施工環境について
オイル交換、重整備・下回り防錆塗装、足回り作業は行っていないか?
【コーティング施工環境】オイル交換、重整備・下回り防錆塗装、足回り作業は行っていないか?
低撥水タイプの完全2層式ガラスコーティング「SPGコート」を施工させて頂きました。
施工箇所としては塗装面・樹脂パーツ・ヘッドライト・テールレンズ・ナンバープレートになります。
【非常に大切】気温が下がってきましたのでコーティング施工にNG行為を抜粋いたします。
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SPGコートは、ベースコートに硬質なA液を使います。この1層目は塗装のすき間に浸透しがっちりと食い込み、TOPガラスコートを結合させるためのアンカー的役割を行います。
※通常のガラスコーティング同士では結合しません。塗れば2層なんて単純ではないのです。
1層目エージング中
※エージングは気温の低い屋外、またはシャッター開けっ放しで行う事はありません。それはエージングではなく置いているだけです。
定着後、2層目(TOPコーティング)は柔軟性を持った対すり傷性に優れたガラスコーティング「B液」及び「C液」を使い、機能層(水の流れ)の決定を行います。
2層目エージング中
北海道ではコーティングの焼付処理が必須です。
厳冬期及び気温16度以下における札幌市でのコーティング作業では必須の工程です。塗装もコーティングも「どれぐらいの熱を吸収させ、冷やすことが大切で硬度が増します。またコーティング表面に固着する汚れ(スケール 白い膜状の汚れ)が少なくなります。
【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理(北海道ではガラスコーティング、フッ素樹脂コーティングではのカーボンヒーターが必須です。
【施工環境】最新式カーボンヒーターによる焼付処理
※この様なヒーターをコーティング施工時に使っているか?
この焼付処理は強制乾燥や加熱浸透法など様々な言われ方があります。基本的に同じ作業に見えますが、教える立場から言うと理解できない方にはリスクの少ない方法を伝授され、単なる乾燥(温めるだけ)となります。
当店では腕の良い板金修理職人様、北海道唯一の洗車ソムリエ講師のカーメイキング札幌様のアドバイスにより、ひと工夫を行っておりますので似て非なるものなのです。せっかくの熱源です有効に生かします。
熱を加えて何を行うかで硬度って変わるのですが、ただ単に温めるだけ(強制乾燥)では硬度はあまり出なく乾燥するだけです。これがレアチャーシューや燻製なら低温熟成で食べ物なら美味しいのでしょうが、車は工業製品ですので低温熟成(あま焼き)はあまり意味がありません。もちろん車両に合わせた熱入れは必須です。
ちなみにZVW30プリウスの場合、税制の為に非常に販売台数が伸びた事がありましたが、その際にあま焼きのお車が大量に出回りました。当店ではあま焼きと思えた塗装面はヒーターで熱処理を行うときもあるんです。もう少し突っ込んだこともありますが社内秘です。これを理解できている方は現場で行っていたと判断できます。
行わない理由ではなく行う理由を考えます。
SPGコート及びカービューティープロ純正コーティングは焼付処理を必要としません。しかし行わない理由を考えるのではなく行う理由を考えます。それは北海道は寒いからです。
寒い北海道のコーティング作業では、この処理方法を行っているか否かが非常に大切です。
コーティングは寒くても出来ます。
照明が無くても磨けます。
ヒーターが無くても出来ます。
間仕切りが無くても施工可能です。
しかし、定着や硬化、仕上がりを考えると全ての作業には必然性があるのです。
そこが簡易施工店なのか専門的ショップショップなのかの目安になります。
専門と言われていても、この機材が無い場合もありますし、関東有名ショップの画像を盗用し、無いにもかかわらず有ると公表している悪徳業者も札幌には存在しますのでコーティング施工の際は照明・設備がホームページと乖離があるかの確認が求められます。
カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い
「 カービューティープロ」を名乗るためには厳しい「カービューティープロ スクール」を卒業しなければ名称は元より、「米国BAF社製液剤」を使うことも出来ません。
営業形態は中古車業、板金塗装業の併用当店の様な専門店と各店舗独自で自由に展開しておりますので制限のあるフランチャイズではありません。
卒業すれば自由に事業展開できるのが魅力ではあります。またお客様側で見れば全国展開しているコーティング店の様に見えるかもしれませんがコーティングに対する考え方は営業を開始してから複雑に変わります。
様々な考え方がありますので、どれが正解と言う事はありませんが、カービューティープロ全体としてみれば磨き屋さんです。
磨き屋さんとは
磨くことには特化しておりますが、コーティングは施工性の良いものを好まれ、温度管理、焼付け処理等、コーティングの+性能を生かす施工はあまり行わない。
セラミックプロ9H認定施工店とは
日本総代理店のカーメイクアートプロの認定施工店でなければ取り扱う事の出来ないコーティングです。特に北海道では施工店会副会長「車の119番様」が認定しなければ取り扱いが出来ませんのでさらにハードルが高くなります。
認定施工店の基準
①コーティング施工ブースを完備していること(隔離された環境)
②遠赤外線乾燥機を導入している
③信頼があるコーティングプロショップであること
最低この3つをクリアしていなければセラミックプロ9Hを取り扱うことは出来ません。
カービューティープロでは下記の店舗が認定施工店になります
カービューティーIIC 千葉県市川市
カービューティープロLESTON 秋田県横手市
他にもコーティングに特化した店舗はありますが、ここでは割愛致します。
上記の通りコーティングをより定着する、より効果を出す事を考えると適正な環境、設備が必要です。これは最新型の店舗や設備である必要はありません。
コーティング施工環境について詳しく
外気を遮った環境
塗装面を見るための適正な照明(同色(特に昼白色の蛍光灯、ホームセンターで販売されているLED)のLEDは白の洪水のため不可)
冬季でも16度以上をキープできる
温水の使用(パネル温度を上げる)
遠赤外線ヒーターの使用
ディテイリングライト(蛍光灯ではない)でのチェック
これが最低でも必要です。
カービューティープロ札幌ドーム前はカーディテイリングプロショップとして活動しておりますので研磨、コーティングについての考え方、施工法、設備は通常店舗とは一線を画します
カービューティープロ札幌ドーム前と通常のカービューティープロ施工店の違い
厳冬期におけるコーティング施工の注意事項から抜粋しますが
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施工する環境
作業ブースが16度以上
塗装面温度が20度以上
湿度(結露)対策
ジェットヒーターは使わない
ダルマストーブもNG
深夜の温度管理の徹底
カーボンヒーター及び短・中・長波 遠赤外線ヒーターによる焼付処理
※甘焼きは初期不良を招きます。
これをしっかり行う事が大切です。
またカーボンヒーターには様々な形がありますが、高性能な物は形が変わったり、タイマーがあったりと板金塗装業の方が温めるのには最適です。しっかり熱入れする場合はシンプルイズベストが求められます。
エージング
コーティングは塗っておしまいではありません。
(熟成時間(深夜))もエアコンにて温度管理します。
一定のエージングを行い出庫しました。
しっかり行ってますか? とても大切なコーティングのエイジング(熟成時間)
間仕切り
温度管理の為の間仕切り、また他の車両からのコンパウンド等の飛沫を避ける事は必須です。
クォリティーの高いコーティング施工には1台ずつの間仕切りが必要
施工時は画像の様に1台毎に間仕切を使う事でコンパウンド等の粉の被害や温度湿度管理を適正にします。じつはこれ非常に大切な施工環境になりますので要チェックですよ。
※寒い時の屋外でのエージング、またはシャッター明けっぱなしは本来の目的を果たしてはおりません。熟成時間(深夜)もエアコンにて温度管理します。早朝から暖房を入れるようであればエージングが遅れますし、何より納期が遅くなります。
コロナウイルス対策
カービューティープロ札幌ドーム前ではPRO液剤【Q-7】を使用しておりますので、同業他社様より対策のアドバンテージがあると自負しております。
Q-7 DEODORANT【消臭除菌抗菌剤】新型コロナウイルス(COVID-19)に有効な界面活性剤「塩化ベルザウコウニム」(0.05%以上)が含有!
こちら液材を使用し触れる場所、および車内へ噴霧し少しでも予防となるよう考えて実践しております。アルコールや次亜塩素酸での対策はよく目にしますが、車業界ではディーラーさん以外は意外と浸透していない現実があります。その中で次亜塩素酸はアレルギーの原因になりやすいので注意が必要です。
では完成画像をご覧ください。
※スマホで撮ればもっときれいに撮れるのですが‥
※外光を取り入れた撮影は何もしていなくともキレイに写ります。
※屋内で外光を遮り撮影してこそ本来の光沢が判ります。
撮影時のまとめ
外光を入れて、スマホで撮影すれば何も行わなくてもきれいに写真は取れます。写真(画像)は光によってシャッタースピード等が変わるから当然ですね。
カービューティープロ札幌ドーム前では、塗装面の状態を画像で見て頂くため、外光を入れないで撮影します。研磨の際には外光を遮るのに撮影の際は外光を入れる。これ、別の目的になってしまします。その目的とは‥
お車はすでに出庫しております。詳しくはこちらをご覧ください。当店の考え方です。
[post id=”31706″ style=”thumbnail”]
ここで注釈ですが、ブログ(施工履歴)を掲載するのはブラックボックス化する車業界を少しでも透明化し、お客様との相互理解のつもりで頑張っております。しかし、この記事はリアルタイムではありません。
上記、セキュリティーについても記載しておりますが、入庫時のお車を特定させない考え方がある為です。
【人材】時間の考え方とスタッフについて
次に「入庫予約とお車の保管(時間について)」ですが詳しく記事を書きましたので抜粋致します。
入庫予約とお車の保管(時間について)
最終処理段階でセラミックプロ9H取扱店のみが使用できるナノプライマーと言う下地処理剤を使用し塗装面を整えておりますので光沢も向上し、かつコーティングの密着性も上がります。
しっかりとバインダー処理を行いセルフクリーニング特性に優れる低撥水タイプの完全2層式ガラスコーティング「SPGコート」を施工させて頂きました。
硬質なベースガラスコーティング、柔軟性を持つトップガラスコーティング、完全2層式ガラスコーティングSPGコートの硬質的光沢をお楽しみください。
施工例
トヨタ車施工例
本当にメンテナンスを必要とする方への対応ができにくい為、2022年を持ってライトコースは廃止とさせて頂きます。